「もうメール来てもシカトしちゃうからね!」

「しろよ」

これでもダメか…。

「知らないからね!」

私は屋上から出て行こうとした。

「悪かった…」

私の腕をつかんで小さくだけど頭を下げた。

「だ、大丈夫だよ?」

鬼柳君が謝るなんて貴重すぎる。