「俺が言ってやろうか?」 「優希が?」 急な一言に私はキョトンとする。 「あぁ!どうせヘタれな雪菜が言えるとはおもえねぇしな」 「ヘタれって言うな!」 小さいころから泣き虫だった私を優希はヘタれって呼ぶの。 「優希もヘタれのくせに!」 「うっせ」 少し拗ねたように言う。 ♪~♪♪ この着信音は!! 【鬼柳君】 やっぱり…。