「な、にがあるの…?」

私は若附君に問いかけた。

「見てからのお楽しみやな」

そういって若附君は立ち上がった。

「愁さん、来ました!」

子分みたいないかつい顔をした人が若附君に伝えに来た。

誰がきたの…??

「……っ!?」

来た人の顔を見て私は言葉を失った。