「愁さんっ、準備はOKです!」

目が覚め起き上がろうとするとお腹に激痛が走った。

「っつ…」

「目ぇ覚ましたんか?」

目の前には髪を上に上げ鋭い目つきをした男の人が立っていた。

「わ、若附君……?」

しゃべるたびに激痛が走る。

「よぉわかったな」

若附君は正気な顔ではない。

「もうすぐ楽しいショーが始まるからちゃーんとみときいや??」

大声を上げて笑う。