これに対する原価Gの返事はノーだった。


原則としてたな卸しは全社統一ルールに乗っとり、全社一斉に実施することが決められている。


また、公認会計士立ち会いも行われてていることもあり、現場だけの意見に合わせてその都度変更していくことが元より困難だった。会計士の予定もある。


原価G内で話し合った結果として、現場の人たちにはたな卸し実施日以前に出勤してもらい、事前にたな卸しをしておいてもらうこと。


たな卸し実施日までに部品や消耗品類の数に変化がなければ、当日に全員が出勤しなくてもたな卸しの実施に時間がかからないで済むこと。


たな卸し結果の提出はあくまで予定通りの時間帯に行うこと(提出は各組のGLさんが行うので、他の人たちは関係ない)。


以上が現場に展開された。