戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~

あ、マズイ。


緩んですっかり柔らかくなっていた体をハットリ君から離す。手で顔を隠しながらハットリ君を見上げてから、私は見るんじゃなかったと後悔した。


こういうなし崩しみたいなのは一番したくない。


だけど、この顔はたぶんバレた。


ハットリ君は黙ったまま私の顔を見つめていた。


ダメだ。
ダメでしょう。
いやいや、ダメだから。


私は気合を入れてハットリ君を睨んだ。


すると、