「待ってたって…車の中で…。いつからいたの?」
私はハットリ君のアパートの階段で彼を待っていた。ハットリ君は私の頬に手の甲で触れると目を丸くし、
「こんなに冷たいじゃん。何してんのさ」
「いやぁ、月がキレイだったから…」
「とにかく中に入って…て、うわっ。手も冷たい」
私の手を取り、階段を上がろうとしていたハットリ君の足が止まる。私は目を逸らしながら笑った。ひきつり笑いだ。
「とにかく入って」
理由を聞くよりも何よりも先に部屋に入れてくれたけど、誰もいなかった部屋は外とあんまり変わらないくらい寒かった。
私はハットリ君のアパートの階段で彼を待っていた。ハットリ君は私の頬に手の甲で触れると目を丸くし、
「こんなに冷たいじゃん。何してんのさ」
「いやぁ、月がキレイだったから…」
「とにかく中に入って…て、うわっ。手も冷たい」
私の手を取り、階段を上がろうとしていたハットリ君の足が止まる。私は目を逸らしながら笑った。ひきつり笑いだ。
「とにかく入って」
理由を聞くよりも何よりも先に部屋に入れてくれたけど、誰もいなかった部屋は外とあんまり変わらないくらい寒かった。


