戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~




お通夜も終わり、バラバラと帰って行く人よりも少し遅れて駐車場へ向かう。エンジンもかけず、冷たい窓に頭をくっつけながらしばらくぼうっとしてみた。


家に帰る気分じゃなかった。


時計を見れば、まだ8時前だ。


真っ暗な車中、私の顔を照らすケータイをしばらく眺めた後。


あまり深く考えないまま私はケータイの履歴を開いていた。


『…もしもし、咲さん?』


「もしもし、ハットリ君? 今、平気?」