空色のキモチ

先輩が私の手を握る。


「先輩?」


「俺、美月の事好きだった…はずなのに…凜の事が気になってしょうがないんだ。毎日会いたいって…声を聞きたいって思ってる」



だけど美月さんは…?



「自分でもわからなくなってる。美月の事…辛いから逃げたいのかな。。。」
景色を見ながら寂しそうに言う。



「凜は好きな奴いる?」


「ずっと好きだった人がいたよ。でも今は…よくわからない。」




私はあっち君の事今でも好きなのかな?