空色のキモチ

祐樹君が帰ってからは、やっぱり寂しくなる。





疲れてたのに、夜まで一緒に居てくれた。




「無理すんなよ!」

帰る時、祐樹君が言った。





あっち君には、何て言えばいいんだろう?



あんなに悲しい顔は今まで見た事がなかった。





しばらくは口もきいてくれないだろう…





そんな感じがした。




幼なじみとしての勘。




あっち君が離れても、平気でいられるようになりたい。



もう甘えたら…ダメなんだから。