あぁ……有紀のカレーが恋しい。
大きな具が入った、少し甘口のカレー。
そういえば、有紀との最後の食事もカレーだった。
あの時カレーを食べながら、俺と有紀は凜にしようって決めたんだ。
『あの子は私に似ているの。』
有紀はそう言っていたな。
今思えば、もっと有紀に似て欲しかった部分が沢山ある。
でも、あの時は俺にすがって泣く凜を守ってやろう、いつまで凜が笑顔でいれるなら俺はどんな事でもしてやろう。
そう思ったんだ。
愛しくて愛しくて、凜の手が俺に触れる度に幸せだったんだ。
亜由美には感じれなかった感情。
それが、俺と凜の間にはあったから。
大きな具が入った、少し甘口のカレー。
そういえば、有紀との最後の食事もカレーだった。
あの時カレーを食べながら、俺と有紀は凜にしようって決めたんだ。
『あの子は私に似ているの。』
有紀はそう言っていたな。
今思えば、もっと有紀に似て欲しかった部分が沢山ある。
でも、あの時は俺にすがって泣く凜を守ってやろう、いつまで凜が笑顔でいれるなら俺はどんな事でもしてやろう。
そう思ったんだ。
愛しくて愛しくて、凜の手が俺に触れる度に幸せだったんだ。
亜由美には感じれなかった感情。
それが、俺と凜の間にはあったから。

