ご丁寧に"Legend様"と書かれている張り紙を見付けた。


名前見ただけでムカつく。


思いっきりドアを叩いてやった。



『はい』



ドアを開けると蓮たちはのん気にトランプをしている。


そんな時間あるなら受付まで取りにきなさいよ!!



「はいこれ」

『サンキュ!!』

「じゃ帰る」

『愛莉ちゃんもう帰るのぉ??』



ルイ君は可愛い顔で首を傾げながら聞いてくる。


今の私にそんな可愛さ通用しないから。



「帰る」

『少しゆっくりしていきゃいいじゃん』

「あんた、今仕事中でしょ!?」

『今他の奴が押してんだよ』