電話が鳴り、画面には"蓮"の文字。
さっき出てったばっかなのに…。
「何?」
"『リビングのテーブルの上に台本置いてねぇ!?』"
「ちょっと待って」
リビングに行くと、テーブルの上には台本が無造作に置かれていた。
これのことだよね?
「"愛する君へ"って書いてるやつ?」
"『そう!!それ今日使うんだよ!!15時までに今から言う場所まで届けてくんね!?』"
「は!?」
"『今から場所言うからメモれよ!!』"
早口で話す蓮に言い返す暇もなく、慌てて私はメモを取った。
"『受付には愛莉が来ること伝えとくから』"
「えッッ!?ちょっと!!」
プープープー……
届けるなんて一言も言ってないんだけどッッ!!
さっき出てったばっかなのに…。
「何?」
"『リビングのテーブルの上に台本置いてねぇ!?』"
「ちょっと待って」
リビングに行くと、テーブルの上には台本が無造作に置かれていた。
これのことだよね?
「"愛する君へ"って書いてるやつ?」
"『そう!!それ今日使うんだよ!!15時までに今から言う場所まで届けてくんね!?』"
「は!?」
"『今から場所言うからメモれよ!!』"
早口で話す蓮に言い返す暇もなく、慌てて私はメモを取った。
"『受付には愛莉が来ること伝えとくから』"
「えッッ!?ちょっと!!」
プープープー……
届けるなんて一言も言ってないんだけどッッ!!


