「みんな有名なの?」

『僕たちLegendっていうアイドルグループなんだよ♪♪』

「…は??」



私は思わず蓮の顔を見てしまった。



『何だよ』

「ブッッ蓮がアイドルとか柄じゃない!!」

『お前喧嘩売ってんのかよ!?』

「そんな、事なッッぃブッアハハハ!!ッッ痛ッ!!」



蓮に思いっきりクッションを顔面に投げつけられた。



「顔に当てることないじゃん!!」

『うっせぇ、黙んねぇとその口塞ぐぞ』

「朝のお返しだし」

『あっ!?』

『まぁまぁまぁ』



私たちの間に入ってきてくれたのは樹君だった。