窓際に腰を下ろして外を眺めていると、飲み物を置いてくれた。


私の好きなローズヒップティー。



「ありがとう」

『どういたしまして』



一口飲むと口の中でローズヒップ特有の甘酸っぱさが広がる。


この香りも落ち着く。



『この場所は愛莉の定位置になってしまったね』

「他の女性はここには座らないの?」

『みんな真っ先にベッドに行くよ。妬けた?』

「馬鹿言わないで。私たちは妬くような関係じゃないでしょ」

『出会って1年が経とうとしてる。それなのに俺になびかないのは愛莉が初めてだよ』

「ふぅん…」



聖也は私が手に持っていたティーカップを掴み、邪魔にならない場所に置くと、キスを降らせた。


それは段々と激しくなり、気付けは上半身は裸になり、私のふくらみを手で優しく包み込み刺激する。