変わったことと言えば一つだけある。
「あの…Eveさん……ですよね?」
「はい」
「ッッ大ファンなんです!!握手して下さいッ!!」
そう、顔を世間に公表したこと。
たまにこうやってファンの人が話しかけてくれるようになった。
女の子の手を握り握手をすると、女の子は笑顔でお礼を言って友達の元へ走っていった。
「やっぱり愛莉も変わった」
「そう?」
「柔らかくなった。昔はもっと殻に閉じこもってたしね」
「…そうかも」
私がこんなに笑えるようになったのは渚のおかげだし、家族や聖也、そして…蓮のおかげでもある。
蓮は私の連絡先は知らないまま。
私のケータイに入っている蓮の連絡先も、もう変わっているかもしれない。
顔を公表したけど、テレビには極力出ないから蓮と会うこともほぼない。
それに、Legendは世界進出したから、余計会う機会は減ってしまった。
テレビで愛しい蓮の姿を一方的に見ているだけ。
ねぇ、蓮……早く迎えにきてよ………。
「あの…Eveさん……ですよね?」
「はい」
「ッッ大ファンなんです!!握手して下さいッ!!」
そう、顔を世間に公表したこと。
たまにこうやってファンの人が話しかけてくれるようになった。
女の子の手を握り握手をすると、女の子は笑顔でお礼を言って友達の元へ走っていった。
「やっぱり愛莉も変わった」
「そう?」
「柔らかくなった。昔はもっと殻に閉じこもってたしね」
「…そうかも」
私がこんなに笑えるようになったのは渚のおかげだし、家族や聖也、そして…蓮のおかげでもある。
蓮は私の連絡先は知らないまま。
私のケータイに入っている蓮の連絡先も、もう変わっているかもしれない。
顔を公表したけど、テレビには極力出ないから蓮と会うこともほぼない。
それに、Legendは世界進出したから、余計会う機会は減ってしまった。
テレビで愛しい蓮の姿を一方的に見ているだけ。
ねぇ、蓮……早く迎えにきてよ………。


