色々考えを張り巡らせていると、鏡越しに目が合った有馬さんがニコッと笑った。
『ドレスを見たら分かるよ。ドレスを見た瞬間、聖也は愛莉ちゃんに本気なんだと思った』
「ドレスを見てですか?」
『うん』
まるで自分の事のように幸せそうに話をする有馬さん。
聖也は一体どんなドレスを用意してくれたんだろう。
『ちなみに、ドレスは聖也がデザインしたんだよ』
「えっ!?でも誘われたの昨日ですよ!?」
『アハハハ!最初から一緒に行くつもりだったんだと思うよ』
本当にたいした自信家。
私が行かないって言ってたらドレスどうするつもりだったんだろう。
『聖也がレディースものをデザインするのは初めてなんだ』
「……え?」
『だから、そこまで聖也が惚れ込んでる子を見てみたかった』
優しく色気のある笑顔を向けられ、なんだか恥ずかしくて鏡から目をそらしてしまった。
その後も有馬さんとは極力目を合わせないようにずっと雑誌を読んでいた。
『ドレスを見たら分かるよ。ドレスを見た瞬間、聖也は愛莉ちゃんに本気なんだと思った』
「ドレスを見てですか?」
『うん』
まるで自分の事のように幸せそうに話をする有馬さん。
聖也は一体どんなドレスを用意してくれたんだろう。
『ちなみに、ドレスは聖也がデザインしたんだよ』
「えっ!?でも誘われたの昨日ですよ!?」
『アハハハ!最初から一緒に行くつもりだったんだと思うよ』
本当にたいした自信家。
私が行かないって言ってたらドレスどうするつもりだったんだろう。
『聖也がレディースものをデザインするのは初めてなんだ』
「……え?」
『だから、そこまで聖也が惚れ込んでる子を見てみたかった』
優しく色気のある笑顔を向けられ、なんだか恥ずかしくて鏡から目をそらしてしまった。
その後も有馬さんとは極力目を合わせないようにずっと雑誌を読んでいた。


