「と、いうことで…じゃあね」 気づいたらそこは あたし達の分かれ道だった。 入り組んだ住宅街の 十字架になった路地。 あたしは左で雅は右。 あたしは苦笑しながらも 満面な笑顔の雅に手を降った。 いやあ、困った。 だってメアドやケー番を 聞けって言われたって 夏休みに入ってしまった。 イコール 会えない。 イコール 聞く術などない。