「闇があるから光があるんだよ。今は真っ暗でも、何も見えなくても、必ず光は在るんだよ」 雅は空に向けてにっかりと笑った。 あたしには雅こそが 光のような存在に見えた。 いつも自分の芯を持ってて 強い女の子。 親しいけど尊敬している。 そんな存在。 まだ全てを信じて受け止める なんてことはできないけど… そう遠くない気がする。