「正直に話すから…怒んなよ」 あたしは小さく頷いた。 そして陽翔は話し出す。 あの日。 俺はすぐは本当にあげはの家に 行こうとした。 これだけでも信じてほしい。 あげはの家に向かうために俺は家を出た。 少ししてかかってきたのは 知らない番号からの電話。 だけどどこか見覚えがあって。 俺はかかってきた電話に出た。 『陽翔くんっ…!!!!陽翔くんね!!?』 聞こえてきたのは 聞き覚えのある声。