あたしは絶対後悔する。 だって他の女子を想って 楽しそうに喋る陽翔なんて 見たくないから。 そのクセ自分の気持ちは曖昧で。 ワガママだ、あたし。 でも、我慢できないし。 あたしは気づくと立ち上がっていた。 そして足は学校の裏門へ。 最短距離で向かう。 ふわっと、風が吹く。 裏門にて。 人影も少なく、木陰になってるここ。 木陰の道がただ続くような 殺風景だけど綺麗な場所。 まだ、蝉が泣いている。