ちゃんと、蹴りをつけなきゃ。
でも、どうやって?
陽翔に嫌いって言うの?
そんなの、嘘になる。
だからっていって
他の言葉は見当たらない。
…どうすれば。
しかも、朝、あんなことあったし。
短い始業式は終わりを告げ
午前中で帰宅となる。
ひとり、あたしは教室にて
ウジウジしていた。
結局どうすればいいのか
考えなんてまとまらなくて。
考えがまとまったところで
口にできるかなんて危うくて。
何もかも、不完全で。
自分の気持ちに嘘を
つくつもりはないけど
…わからない。
ただそれだけ。
なのに苦しくて。
もしも陽翔を今突き放したら。

