三村……龍…。 視線の先にいたのは息を切らせた三村龍だった。 「どうした!?大丈夫!? もしかして身体痛い!?」 三村龍はよほど心配しているのかいつもの余裕が全く無い。 …………調子くるう。 あたしは三村龍から視線を外して廊下を見続けた。 するとしばらくして ーフワッ 「……………!!!????」