「……お前の負け」 俺はそう言いながら由梨の頬に軽くキスをする。 「ー………っ!!!! バ……バカ////」 由梨は真っ赤になりながら俺と反対の方へと顔を向ける。 ………可愛いな。 俺はそう思いながら由梨をお姫様抱っこしたまま保健室から出た。