「………は?」 「由梨を泣かしたらタダじゃおかねぇ」 中崎翔希………。 中崎翔希はあたしを引き寄せ抱きしめる。 三村龍はその光景を見てため息をついた。 「………じゃあ今日の夜までに由梨ちゃんが俺に惚れなかったら諦めてやるよ」 「………え?」 あたしは三村龍の言葉に驚きと嬉さで思わず声が出た。