「バカ……そんな強く噛んだら唇切れるぞ」 そう声が聞こえた瞬間あたしの唇に誰かの優しい指が添えられる。 ………こ……の……声。 ゆっくりと目を開けると目の前には愛しい人の姿。 「な……中崎…翔希……」 「ほらやっぱり唇切れてるじゃねぇか」 中崎翔希はそう言うとあたしの唇を親指で優しくなぞった。