そう思いながら手を見ると血が出ている。 そういえばさっき……一年生の子の爪が擦れたんだ。 すっかり忘れてた。 「どうした?」 「あ……何でもない。 こんな怪我の事忘れてたから」 「忘れたとかバカじゃねーの?」 三村龍はそう話しため息をつくとあたしの手に消毒液を塗り始めた。 ……………………。