「…………」 あたしは言葉を失ってただ立ちすくむ。 ごぼうくんにお姫様抱っこされている紫乃は顔を赤く染めている。 「由梨……」 紫乃の声がしたからあたしは我にかえる。 「……何?」 「……あたし……」 「このクラスにいる!!!!(ごぼうくんが担任だから)」 今紫乃の心の声が聞こえたよ。