……………由梨……。 俺にもついさっき両想いだって分かるまではかなり冷たかったしな。 男嫌いなのか!? そう考えながら由梨の方を見るとさっき無視された男が由梨の目の前にいた。 ……あの男……。 俺は静かに立ち上がる。 「無視は無いでしょ」 「なっ………何よ…」 由梨に近づいていくにつれ会話がハッキリと聞こえるようになっていく。