あたしは無視をして自分の席に座る。 「無視は無いでしょ」 声のした方を見ると二重人格男が立ってあたしの方へと近づいてきていた。 ………ま……まさかまたキスしようとする気!? 気づくと二重人格男はあたしの机の前にいて手をついている。 「なっ………何よ」 「無視したから………ね?」 ……ね?