俺は手を口から離して足元を見る。 「…………………」 そこには俺がさっき蹴り飛ばしたボディーガードがいた。 ボディーガードは痛くて身体を上げられないのか痛そうに床で身体を動かしている。 「……まだいたのか…お前」 俺はそんなボディーガードに同情する事なく手をポケットに入れ見下ろす。