「奈緒…」

ドキッ…。名前を呼ばれるだけでも、こんなにドキドキしてる。

「海翔…優しくお願いします…」
「あぁ、分かってるよ」

 そう言って海翔は私の服を脱がしていった。
 あっと言う間に私は下着姿になった。

「/////」
「もう顔赤いけど」
「そ、そんな事ない!」
「そうか? まぁ、これから、もっと赤くなるだろうけどな」

 海翔は得意げに笑った。
 な、何だ!? コイツは悪魔か! 私には悪魔の微笑みにしか見えない!

「んっ~~~/////」

 再び口を塞がれた。キスしたまま海翔は私の下着を脱がしていく。

「/////…余り見ないでよぉ…」
「見たって減るもんじゃねぇだろ」

 クスクス笑う海翔に、ちょっと涙目な私。それに気づいたのか、いきなり真剣な顔になった海翔。

「…綺麗だ、奈緒…」

 その一言を吐き捨てて上手に私が敏感なところを触れてくる。

「んっ…」
「奈緒、もっと声出せよ」
「やっ…だ」
「ふっ、だったら出させてやるよ」

 海翔は私の下半身を触った。

「あっ…いやぁ…」
「…いい声で出すよな、奈緒は…」
「/////」
「…入れていいか?」
「えっ…?」
「わりぃ、待てねぇ…」

 そう言って海翔は、ゆっくりと私の中に入ってきた。

「あっ!」
「…大丈夫かっ?」
「…うん」

 その日の夜は私は、ずっと海翔の腕の中にいた。
 これから先も海翔しか抱かれたくない…。海翔じゃなくちゃやだ。
 愛してるよ、海翔!