いつかふたりで。この空を。

君に恋をしているぼくにむけて、
ぼくの親友は、あんたのタイプじゃないでしょ?
やめときな?そう言い放った。
タイプじゃない…

そんなの自分が一番わかっていた。

今までたくさんぼくをみてきた親友だからこその発言に
その言葉の意味もわかっていた。
ただそのときのぼくは、好きなタイプだって変わるかもしれない。
それだけを胸に秘めていた。

なんと言われようと変える気なんかないぐらいになっていた。