Under Tamiflu 灰色の天使

「・・ハイ、ジッとしててー?」

腕に触られて目覚めると
終った点滴を外し回収してた
のはまだ若いナースである。

見渡せば部屋の中の何処にも
UTはいない様だった。

「珍しいね、
点滴中に眠ってるなんて。」

ヨソの病院から来ている、
(内緒のバイト)此処では
珍しいタイプの女の人だった。

「・・アレ? 今日は常勤?」

普段彼女は休日の前後の
夜勤とかで見掛けたりしてた。

「常勤のオバサマ3人とも欠勤よ。」

クルクル、チューブを巻き
チラッとドアの方を気にした。
そして
ニヤッと笑ったかと思うと・・

「昨日、アポって(脳卒中)入院シタ
患者サンの家族からの差し入れの
ケーキでアタったんだって‥プ!」

地獄の沙汰も○○次第。
確かに常勤のオバサマ・ナース達は
いつもコソコソ何か食べてらっしゃる。

けれど受け取ってはイケナイ決まり。
文句も言えないよネ。