「だから、俺は最初っからそのつもりだって。

俺は華を手放すつもりはないよ。

こんなに愛してるんだ」


イルミネーション輝く大通りの真ん中で、わたしは雄一に抱きしめられた。


「華、改めて、

僕と結婚してください」


耳元で囁かれる雄一の熱い吐息。



わたしは気絶しそうなほど幸せだった。