顔も見たくない。



ひどいときは、



この世に存在しないでほしいとさえ



思った。




けど、それはちがう。



だって、本当は



側にいたいって、



いてほしいって思ってるから。




最低なコトしか



口に出来ない自分は、



本当に素直じゃないなって思う。




あの2人を見たとき、



少しだけ悔しさがあった。



悲しさがあった。



自分を恨みたくなった。



そしてあのとき、



素直に「好きだよ」って、


そう言えばよかった、



なんて後悔ばかりが



残った。