そして暫く黙ったと思ったら、唐突に呟いた。 「……何か、思い出してた?」 「っ!」 思わず言葉に詰まる。 そんな私を見て、拓斗さんは軽く笑った。 「あれ、図星?そっかそっか。ここは隼人に告白された場所だしね」 「な、何で知ってるんですか!?」 「…これも図星?」 今度は少し吃驚したように言って、また「そっかそっか」と頷く拓斗さん。 「まぁさ、あれだよ。隼人は死んだ訳じゃない。あいつだってたまきちゃんのところに戻りたいって思ってるはずだから」