「リカとユウジともしばらく会ってないね、どうしてる最近は?」


「うん、まあ元気に学校通ってるよ。


最近は生意気になってね、二人共。レイコも大変よ。


まあ、オレはここで毎晩遊んでるけど」


「そっか、でもマスターは偉いよ。子供育ててるから、二人もね」


「あはは、でもいつ放り出すかわかんないよ。


この店ももうヤバイもん、閑古鳥が鳴いているよ」


マスターは笑いながらプレイヤーにCDをセットした。


「いつものでいい?」


「うん、いいよ。お腹減ってさ。あ、先にビールね」


「あいよ!」