「またお前の好物のオムライスでいいのか?」 「うん!ありがとユキちゃん。じゃあ今から買い物行こ」 「やだよめんどくせぇ。お前だけで行ってこいよ」 怠そうで嫌々な顔をしている彼を無視して腕をムリヤリ引っ張る。 「えーと、卵切れてるから買わなきゃなんないし、あと何買おっかなぁ」 「おい、何シカトしてんだよ!つーか腕離せっ」