光をもとめて


「俺の心配より、お前はどうなわけ?
援交、まだしてんの?」


「………うん…」


この話題になると、あたしはユキちゃんの目を見ることが出来なくなる。


高1の時、あたしがオジサンといるところをたまたまユキちゃんに見られてバレてしまい、当然ユキちゃんは驚いていた。


嫌われただろうと思っていたけど、ユキちゃんは怒ることも問い詰めることもしなかった。


ただ一言『もうやめろ』と言われただけ。