光をもとめて


後ろに首を向けて見上げると、後ろにいた人物にあたしは目を見開いた。


眉間にシワを寄せて山田さんを見下げて睨みつけていたのは、真白だった。


「俺の女にちょっかい出してんじゃねぇぞオッサン」


真白は低く冷たい声を山田さんに浴びせる。


「な…なんだ君は!?」


「この子の彼氏」


「はぁっ!?何言ってんのよアンタ!」