光をもとめて


真白は口角を上げて微笑んだ。


「はぁ!?からかうのもいい加減にしてよ!」


少し声を荒げて真白を睨みつけた。


「…帰る。ごちそーさま」


箸を置いて鞄を乱暴に掴み、真白を残してファミレスから出た。


外に出ると車のエンジン音が静かな夜に響いていた。


そんな中あたしは早歩きで自分の家に向かった。