光をもとめて


「ちょっ…何処行くんだよ!?」


聞いてもチャラ男は無言のままで、
また住宅街に行くのかなって思ってたら、連れて来られたのは何故かファミレス。


真夜中だからか、客は片手の指で数えられるほどしかいなかった。


店員に席を案内されて、腕を引っ張られたままついて行った。


向かい側に座らされるなり「何食う?」とメニューを見ながらチャラ男が聞いてきた。


「はぁ?いらねぇよ飯なんて」