光をもとめて


中原は「おはよ~」と得意のブリッコアピールを男子達に返しすと、男子達はメロメロになっていた。


「…で?あたしに何か用なわけ?中原さん」


平然として中原に問いかけると、中原は男子達に向けていた顔をあたしに向けて、鋭い目つきであたしを睨みつけた。


「…あ?何その口の聞き方。ちょっと顔が良いからってさぁ。
ほんっとマジでムカつくんだよねアンタ…。」


中原は男子達には聞こえないように小さな声で言った。