真白は躊躇なく正面にあった扉を開くと、派手に盛った男達が数人いた。多分控え室みてぇな所だと思うけど…。
扉が開くと同時に男達の視線は一斉にあたし達の方に集まった。
椅子に座って髪をセットしていた1人の男が立ち上がって、
「トウヤっ!やっと来たのかよ。早く行けよ、中原さん怒らせたらヤバい……って、誰その女?」
真白を見ていた視線はあたしに移った。
「あぁ…、ちょっと訳ありで連れて来た」
頭を掻きながら男をかわして、あたしを小さなソファーに座らせた。
すると、男達は物珍しそうにあたしを一斉に囲んで凝視してきた。
