光をもとめて


真白はムッとした顔であたしを睨む。


「……しゃーねぇな!」


そう言ってあたしの手を引っ張ってどこに連れて行くつもりなのか…。


よく知ってる夜の街でも真白と手を繋いで歩いていると、どこか違う場所と景色に思える。


「…で、何でここ!?」


連れて来られた場所は何故か真白が働いている“Diamond”というホストクラブ。


裏口から入って進んでいくと、騒ぎ声が微かに聞こえてくる。


「樹里の相手が終わったらすぐに戻るから。ここで待ってて」