光をもとめて


真白の腕に強くしがみついたけど止める気配はなく、素早くメールを打っていた。


「もう送ったよ」


「…っざけんな!!何でアンタは…っ、そうやっていつもあたしの邪魔ばっかすんだよっ!?」


あたしは取り乱して真白の襟に掴みかかり、怒鳴り声を浴びせた。


真白はへらへらと緩ませていた顔を真剣な表情にさせて、真っ直ぐとあたしの目を見つめてくる。


「……もうやめてほしいから」