夜の灯りが全て見渡せるほど大きな窓。

ダブルベッドが一つ置いてあるだけの広い部屋。

「梨香ちゃんみたいな可愛い子と出来るなんて嬉しいよ。はい、これ」


オッサンは満足げに笑いながら、財布から札を3枚取り出してあたしに渡した。


「それじゃまた今度ね」

オッサンはそう言って、あたしを1人、部屋に残して出て行った。


裸のままベッドに腰掛けていたあたしは、床に脱ぎ捨てたままの制服を着た。