「なんやねん。急に変なあだ名で呼んだりして」 ちょっと不機嫌モードの雪原。 そんなコイツは、俺のクラスメイト。 しかも、幼稚園からの幼馴染みだった。 「じゃあさ、俺と交換ノートしなかったか?」 「交換ノート!?なにそれ。慶くんなんかとするわけないやんか」 「じゃあ、これ見てみろよ」 真っ白いノートを取り出す。 「なんで!?」