「へー。嫌いだから?嫌いだからイジメたのかぁ。その上自殺にまで追い込んだ。あんたらがやった事は、人殺しなんだよ。」

「あいつが勝手に死んだんじゃん。」

私はカバンからハサミを取り出した。

シャキン…
シャキン…

と音を立てて、香奈恵に近づいた。

「イタッ!やめて…!やめて!!」

私は香奈恵の髪の毛をわし掴みにした。

「だったら三秒以内に土下座しろ。ちゃんと床に頭をこすりつけて。」

「そんなことするわけないじゃない!!離してよ!」

「ジョキン・・・」